第2回 セミナー
どうしてバイオインフォマティクス研究者になったのか、今何をやっているのか、筑波大の尾崎先生に聞いてみよう!
開催報告
2022/12/17(土)、尾崎遼 先生 (筑波大) を講師にお招きし、第2回セミナーを開催しました。当日はお忙しい中、30-40名もの方々にご参加いただきました。皆様、誠にありがとうございました。
当日は、これまでの研究の成果や最新のプロジェクトのお話のみならず、「なぜそのテーマに取り組むことにしたのか」「そのテーマにどのような意義を見出しているのか」など研究の背景にあるご自身のお考えについても聞かせていただきました。懇親会では、リラックスした雰囲気の中で、ご自身のキャリアの過程で考えてこられたことや将来的な展望もお話しいただきました。尾崎先生は筑波大学にてバイオインフォマティクスのラボを主宰されており、アカデミアでの研究職を志している関連分野の若手研究者にとって大変参考・刺激になったのではないかと思います。
本セミナーが皆様の研究生活やキャリア形成にお役に立てれば幸いです。今後も様々なキャリアを持った方々を招待し、セミナーを続けていく予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
開催趣旨
この度、生命情報科学若手の会主催でセミナーを定期開催していくこととなりました。第2回目となります今回は、筑波大学より尾崎遼先生をお招きし、シングルセルオミクスデータ解析のツール開発・ラボオートメーションといった研究についてやキャリアについてご講演していただきます。
また、本セミナー後には懇親会を予定しております。そちらでは尾崎先生により詳しいお話を聞くのはもちろん、参加者間の交流を深めていただけます。是非ご参加ください。
概要
日程 2022/12/17(土)19:00〜20:00 (20:00〜 オンライン懇親会)
会場 Zoomによるオンライン開催
参加資格/参加費など どなたでも無料でご参加いただけます。
参加登録 https://forms.gle/JoGHtB8DCUi5rGt87
※ 12/17にて参加登録をして頂いた皆様に案内メールを送信いたしました。メールが届いていない場合はメールアドレス bioinfowakate_staff@googlegroups.com よりお問い合わせいただきますようお願いいたします。
司会 新井悠也
講演者
講演タイトル
Gene-intensive and cell-intensive bioinformatics
講演要旨
生命システムは多数の多種類の要素が組み合わさって機能する。このような生命システムの理解には、一度で多数の要素を同時に捉える大規模計測技術が不可欠である。発表者はこれまで大規模計測技術の一つであるNGSが算出するデータから生命現象についてのさまざまな情報を引き出すことを目的に研究を進めてきた。特に遺伝子発現制御や細胞間不均一性について興味を持ち、NGSデータ解析手法を開発したり応用したりしてきた。また、データの生成過程への関心から研究自動化の研究にも取り組んでいる。本発表ではこれまでの研究を踏まえつつ、今後の研究の方向性について議論したい。また、先行者利益と生存バイアスについて注意しつつ、キャリア形成についても述べる。
懇親会
講演終了後の20時よりzoomを用いたオンライン懇親会を行います。参加者同士で親睦を深めましょう。
Contact
お問い合わせはbioinfowakate_staff@googlegroups.comまでお気軽にご連絡ください。