第16回年会
開催報告
開催報告
受賞者
CyberomiX賞(Best Poster Award)
今野 直輝 さん (東京大学)
Best NGS Award
グループ 4:「オミクス情報からの組織の再現」
尾崎 勇介 さん (関西学院大学)
今野 直輝 さん (東京大学)
水越 周良 さん (名古屋大学)
丹羽 大樹 さん (遺伝研)
伊東 巧 さん (東京医科歯科大学)
川越 凜 さん (東京医科歯科大学)
Best Activator award
小菅 将斗 さん (早稲田大学, 産総研・早大 CBBD-OIL)
集合写真
ご参加ありがとうございました!
参加レポート
今回は初めての参加でしたが、素敵な3日間となりました。私的には、色々理由はありますが、研究のモチベーションがやや低下していたように思います。しかし、今回のプログラムの中で、フィードバックを受け、自身の研究が評価されることで、自身の研究に自信が持てるようになり、研究が好きだ、もっと発表したい、そう思えるようになりました。色々と研究について話せる仲間ができたのも良かったです。生命情報科学の研究に取り組んでいる方々は、ぜひ参加して欲しいと思います。
早稲田大学大学院先進理工学研究科電気・情報生命専攻 修士2年
今回初めて参加させていただきました。様々な分野の方からのポスター発表でのフィードバックであったり、NGSでのあらぬる視点からのディスカッションであったり、とても新鮮な体験をさせていただきました。今回勉強させていただいたことを今後の自分の研究へ活かせていけたらと思っております。
東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻修士1年
オンライン開催を合わせると4回目の参加でした。今回の年会も様々な分野の方の研究のお話が聞け、また議論もでき、とても充実していました。初めましての方ともお久しぶりの方ともたくさんお話しできて楽しかったです!3日間どうもありがとうございました!
国立遺伝学研究所
本年会に参加するのは今回で6回目となります。6年前大学院進学時に実験分野から生命情報科学分野に飛び込み、右も左も分からない状態で困っていた時に、ネット上で「生命情報科学 イベント」と検索をかけて偶然会の存在を知って参加したため、当時は知り合いが一人もいませんでした。しかし、6回の参加を通じて様々な研究バックグラウンドの方とコネクションができ、ここまで参加してきて本当に良かったと感じております。また、毎年異なる顔ぶれに異なる企画内容と、一参加者として会への参加を楽しませていただいております。スタッフとしても運営に携わるようになって5年が経ちましたが、代替わりしつつも「生命情報科学」というキーワードを基に若手研究者が集まり、会が存続していることにも喜びを感じております。多岐わたる裾野の広い生命情報科学に対して、活気のある若手が密にディスカッションを重ね、ネットワークを構築することで分野の発展にも貢献できるコミュニティであると確信しております。今後も生命情報科学若手の会がさらに発展していくことに期待しております。この度は旅費をサポートいただき、どうもありがとうございました。
東京大学医科学研究所・特任研究員
今回は2回目の参加でしたが、今回も普段関わらない人といろんな話ができて楽しかったです!皆さんの研究テーマを知れたのも良かったですし、違う研究室の運営の様子や研究生活についてもかけたのがよかったです。バイオインフォ学会に行かないような方も来ていて、ここならでは出会いがありました。どんな些細なテーマでも真面目に議論したり、ユーモアがあったりと研究畑の方の傾向が見れて面白かったです。自分も研究や将来の方向性に対しての刺激が与えられたというか、モチベーションが上がりました!またお願いいたします。
名古屋大学医学部附属病院研修医2年
今年度初めて参加させていただきました。バイオインフォマティクスの研究は修士課程になってから始めた為、横のつながりがありませんでしたが今回の会を通して、さまざまな分野の研究者の方と交流をおこなうことができました。ワールドポスターやNGSといった参加者同士の交流が促進されるようなコンテンツもあり、密な交流をさせていただきました。
バイオインフォマティクスは一括りで分野を語れるものでもなく、今回の会でも基礎研究から応用研究から様々な研究を知ることができ、またそれらの方からのフィードバックを受けることができ非常に有意義な時間となりました。招待講演・スポンサーセッションでは現場感のある貴重なお話を聞くことができ、その後の懇親会等で直接お話をお伺いできるのも魅力的でした。
最後に今回のような貴重な機会を設計いただいた運営スタッフ、スポンサーの方々、並びに参加者の方々に深く御礼を申し上げます。
東京工業大学生命理工学院修士課程2年
今回で3度目の参加です。ピッチトークやワールドポスターなどどの企画も楽しかったです。特にNGSでは未解決課題に関して大喜ることがとても刺激になりました。また参加したいです。ありがとうございました。
九州大学システム生命科学府一貫制博士課程3年
初参加でしたが大変楽しかったです。バイオインフォ(特にバイオ)について少ししか知らない状態で参加しましたが、この会を通じて、広く生命科学の事象を情報工学の力を使い解き明かしていっていることを知り感動しました。また、WetとDryの補い合う関係を知ることができ、地道な研究の上に今も続いている研究が成り立っていること、その広大な背景について想いを巡らせることの楽しさを教えていただきました。特に楽しかった企画はNGS (Next Generation Science)で、私たちのグループは、オミクス情報からの組織の再現という課題に取り組み、NGS Awardをいただくことができました。先輩方の知識・熱意にただただ圧倒されるばかりでしたが、自分も大きな地図を少しでも埋めるピースになれたのだと、とても嬉しく感じています。最後に、このような機会を作っていただいた若手の会に関わる全ての方々に感謝申し上げます。
関西学院大学工学部情報工学課程・学部3年
昨年に引き続き、2回目の参加でした。参加者は、学部から博士、企業の方、アカデミア関係の方など幅広く、さまざまな方と交流することができ、とても充実した3日間でした。
ワールドポスターでは、バックグラウンドの異なる様々な人から意見をいただくことができました。自分の研究に対しての新たな見方や切り口に気付かされました。NGSでは、学年や専門が異なるメンバからなる班で議論する中で、多様な考え方に触れる機会となりました。普段は考えることのないテーマでしたが、調べたり教えていただいたりしながら、取り組むことができ、理解を深めることができました。3日間の交流を通して、研究に対する多くの刺激をもらいました。来年もまた参加したいと思います。
早稲田大学大学院基幹理工学研究科数学応用数理専攻・修士1年
第16回生命情報科学若手の会の年会に参加させていただいたのでその感想を共有させていただきます。
ワールドポスターでは、一般的な学会での形式と異なり6人ほどの小さいグループの中で発表し合うという形式で各自の研究を紹介しました。少人数なので質問しやすく、また普段自分が触れている分野とは毛色の違う研究の話を聞けてバイオインフォマティクスという研究領域の広さやバイオロジーの面白さを再認識しました。
NGSはグループごとに各々違うテーマについて議論して成果を発表するというセッションでした。テーマ自体がとてもユニークな上に生命情報科学領域の中で多様なバックグラウンドを持つ人達による発表やディスカッションは自分個人では思いつかないものばかりで非常に興味深かったです。
招待講演、スポンサーセッションではアカデミアや企業で働く方々のユニークなバックグランドを知ることが出来、懇親会や自由時間では若手研究者の皆様と学術的な話から他愛のない話まで楽しみました。アカデミックな部分もそれ以外も非常に充実した素晴らしい3日間でした。
最後になりますが、スポンサーの募集から各種手続き、当日の運営まで各々の研究活動に加えて多大なる労力を割いてこのような素晴らしい機会をご準備くださったスタッフの皆さまに御礼申し上げます。ありがとうございました。
東京医科歯科大学医学部医学科5年
3日間、とても楽しく議論させていただきました。研究についてのディスカッションをする経験が今までなかったので、不安ではありましたが、自分の想像以上に知識を深め合うことができてよかったです。いい経験になったので、今後初めての人と議論をする時にも活かせると思います。
今までは研究室以外の人と交流したことがなかったので、知見が広がらなかったのですが、若手の会を通して色々な分野の人と会うことができました。そこで自分の知らない分野や知識を増やすことができ、研究のみならず、今後のキャリアなどに役立つスキルを得ることができました。
早稲田大学先進理工学部電気・情報生命工学科浜田研究室学部4年
同世代の研究者の方から非常に多くの刺激を受けると共に、知り合いになることができ、自分にとって多くの実りがある3日間でした。ワールドポスターで研究内容を知るのも大変有意義でしたが、特に参加者や講演者の先生方、スポンサー企業の方の研究に対するスピリットを聞くことができたことは、この会ならではの貴重な機会でした。ありがとうございました。
東京大学新領域創成科学研究科先端生命科学専攻・修士1年
全国から生命情報系の若手研究者が集まり、技術的な学術研究交流だけでなく、高い水準の招待講演者による研究経験の共有や、学術と民間企業との連携を含む幅広いキャリアサポートがあり、非常に充実していました。Next Generation Science (NGS) 企画では、さまざまな経験を持つ方々から知見を得られ、将来の研究を共に展望する素晴らしい機会となりました。技術面のみならず、教育や管理に関する議論も学びが多く、大変貴重な経験となりました。また、研究者同士の理解を深める機会にもなりました。長時間にわたるプログラムでも集中しやすい素晴らしい会場環境のおかげで、非常に有意義で楽しい三日間を過ごすことができました。主催者、招待講演者、スポンサー、そして参加者の皆様に感謝申し上げます。
北海道大学 遺伝子病制御研究所 特任助教
三日間を通して、大変勉強させていただきました。初めての年会参加であり、かつ研究の知識も経験も浅い自分にとって、優秀な若手研究者の方々との議論・交流は、普段得られない非常に貴重な時間になりました。異なる分野の方々からはもちろん、似たような分野をやっている方々からも多くの刺激を受け、研究に対する視野を大きく広げることができました。また、自分の研究についても他の視点からフィードバックをいただき、これまで気づかなかった問題や改善点に気づくことができました。異なる分野のアプローチを知ることで、自分の研究手法にも応用可能なアイデアが浮かび、今後の研究に大いに役立つと感じています。参加者・運営のみなさまに深く感謝申し上げます。
北海道大学医学部医学科3年
研究に関する有意義なディスカッションや、日々の研究生活の細かいことまで、多様なバックグラウンドを持った人と交流できてよかったです。ワールドポスターでは自分と近しい生物系の分野の人と深い議論をすることができた一方、より情報や化学に特化した内容の研究をしている人からは新たな視点での質疑をもらえて、今後の研究の参考になりました。特に、近い分野の人とは夜の総合討論で数時間に渡り詳細なディスカッションができ非常に参考になりました。招待公演では2人の先生から大変興味深い話が聞けました。魅力的な研究についてはもちろんのこと、キャリアについての等身大のお話も大変ためになり、自分の興味に従って素直に努力することの重要性を確認できました。NGS企画では生物のゲノムサイズを規定する要因について議論しました。専門分野も扱う生物も全然異なる若手研究者間で意見交換できたことは大変有益だったと思います。総合的に、とても楽しく収穫の多い会だったと感じます。今後もこの会が若手研究者の交流に貢献することを期待しつつ、自分もその一員として楽しみたいと思います。
東京大学新領域創成科学研究科先端生命科学専攻・博士1年
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