第9回 セミナー
DNA配列設計のためのソフトウェアツール開発について
大阪大学の森秀人先生に聞いてみよう!
開催報告
2023/11/11 (土)、森秀人先生 (大阪大学) を講演者にお招きし、第9回セミナーを開催いたしました。当日は30名弱の方々にご参加いただきました。懇親会も含め、盛況のうちに終えることができました。皆様、誠にありがとうございました。
ご講演では森先生の博士課程での研究やその研究に至った経緯を裏話も含めお話し頂きました。そして現在のご自身の研究のビジョンをお話いただく中で、どのようなご経験を経て今の研究の興味に辿り着いたのかが伝わってくるような、大変興味深いご講演でした。質疑応答も時間をオーバーするほどに盛り上がりましたが懇親会ではさらにギアを上げ、研究について、研究者人生について、などさまざまな話題で話し合う場になりました。
本セミナーが皆様の研究にお役に立てれば幸いです。今後も様々な方を招待し、セミナーを続けていく予定ですので奮ってご参加頂けますと幸いです。
開催趣旨
11月のセミナーにて、大阪大学より森秀人先生をお招きし、ご自身が関わってこられたバイオインフォマティクス研究について講演していただきます。森先生はこれまで、ゲノム編集技術の創出・応用のためのソフトウェアツール群の開発に携わってこられました。
これまでのご研究やキャリアのお話から今後の展望まで幅広くお話を伺える貴重な機会になるかと思います。是非ふるってご参加ください!
また、本セミナー後には懇親会を予定しております。そちらでは森先生により詳しいお話を聞くのはもちろん、参加者間の交流を深めていただけます。こちらも是非ご参加ください。
概要
日程 2023/11/11(土)19:00〜20:00 (20:00〜 オンライン懇親会)
会場 Zoomによるオンライン開催
参加資格/参加費 どなたでも無料でご参加いただけます。
参加登録 https://forms.gle/oQxWPxDDcpLRGYfGA (登録後、Zoom URLが表示されます)
司会 今野直輝(東京大学)
講演タイトル
DNA配列設計を支援するソフトウェアツールの開発
要旨
近年の合成生物学やゲノム編集分野の発展に伴って、DNA合成の需要は急速に拡大しており、DNA設計・合成プロセスの自動化が求められている。しかし依然として、DNA設計の多くはGUIベースのソフトウェアを利用し手作業で行われており、再現性の担保されたDNA構築の実験プロトコルを共有するような仕組みも整っていない。
本セミナーでは、以前に我々が開発したDNA構築プロセスの記述、共有を可能にするフレームワーク「QUEEN」と、現在進めているDNA設計・合成の自動化プロジェクトについて紹介する。また、私が所属するヒューマンメタバース疾患研究拠点 谷内江研究室の研究テーマである「DNAイベントレコーディング」について、その概要を紹介する。最後に、個人のキャリア形成と研究室の発展について、二度の研究室の立ち上げに関わった経験から、今考えていることを共有したい。
懇親会
講演終了後の20時よりzoomを用いたオンライン懇親会を行います。参加者同士で親睦を深めましょう。
Contact
お問い合わせはbioinfowakate_staff@googlegroups.comまでお気軽にご連絡ください。