第17回 セミナー

タンパク質の特性解析について、山口先生に聞いてみよう!

開催趣旨

2月のセミナーにて、大阪大学より山口祐希先生をお招きし、これまでの研究についてご講演いただきます。


山口先生は抗体の相互作用、アデノ随伴ウイルス(AAV)の解析を中心に研究されてきました。今回は治療効果の高い医薬品の開発を目指したタンパク質の特性解析についてご講演していただきます。


また、本セミナー後には懇親会を予定しております。そちらでは山口先生より詳しいお話を聞くのはもちろん、参加者間の交流を深めていただけます。こちらも是非ご参加ください。

概要

日程 20252月22日(土) 19:00-20:00(終了後、オンライン懇親会)

会場 Zoomによるオンライン開催

参加資格/参加費 どなたでも無料でご参加いただけます。

参加登録 https://forms.gle/FHNy9FjBvFcYHtxD9  (登録後、Zoom URLが表示されます)

司会 鬼塚智大東京大学新領域創成科学研究科・産総研

講演者

山口祐希  先生

大坂大学大学院 工学研究科 

講演タイトル

治療効果の高い医薬品の開発を目指したタンパク質の特性解析

要旨

遺伝子組換え技術などのバイオテクノロジーを利用して製造される医薬品は、バイオ医薬品と呼ばれる。バイオ医薬品の代表的な有効成分はタンパク質であり、その特性は配列、構造、翻訳語修飾などに依存することが知られており、タンパク質は他の分子と相互作用してその機能を発揮することが多い。したがって、タンパク質の特性解析は、バイオ医薬品の安全性と有効性を保証するために重要である。本講演では、抗体医薬品の有効成分である免疫グロブリンG1と、免疫細胞上に発現しているFcγ受容体の相互作用について、複数の分析手法を用いて解析した例を紹介するほか、遺伝子治療用ウイルスベクターの分析についても紹介する。

懇親会

講演終了後の20時よりzoomを用いたオンライン懇親会を行います。参加者同士で親睦を深めましょう。

Contact

お問い合わせはbioinfowakate_staff@googlegroups.comまでお気軽にご連絡ください。

なお、メール本文に署名と自分のメールアドレスを含めて頂くようお願い致します。